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もう、皆さんは特定健診を受診されましたか?今医療 機関に受診中の方も受けてくださいね。 なぜかというと、メタボリックシンドロームに着目し た健診及び保健指導を保険者に行わせることにより、生 活習慣病の予防及び医療費の適正化を目指すことを目的 に、特定健診、特定保健指導を実施しているからです。 @ 肥満者の多くが複数の危険因子(糖尿病、高血圧、高脂血症)を併せ持っている。 A 危険因子が重なるほど脳卒中、心疾患を発症する危険が増大する。 B 生活習慣を変え、内臓脂肪を減らすことで危険因子が改善される。 イ おおむね、特定健診の受診率が高い市町村国保ほど、前期高齢者一人あたりの医療費が低い、という傾向が認められた。 ロ 平成20年度の特定保健指導を終了した者で、21年度も継続受診された者は、メタボリックシンドロームの該当及び予備群が約3割減少している。 ハ 平成21年度の特定健診結果でメタボリックシンドロームの該当者及び予備群となった者の平成22年度のレセプトにおける年間平均医療費点数は、メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の方が非該当の者よりも高い傾向にある。 今後のメタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための健診・保健指導の基本的な考え方は、リスクの重複がある対象者に対し、医師、保健師、管理栄養士等が早期にライフスタイルを考慮した保健指導をすることにより、対象者が身体のメカニズムと生活習慣を理解し、生活習慣の改善を自ら選択、行動変容に繋がるように支援すること。 目的 特定健診の受診率向上を図るため、特定健診未受 診者に対し、奈良県在宅保健師の会会員による電 話での受診勧奨事業をモデル的に実施しました。 内容 電話での受診勧奨及び未受診者の未受診理由の把 握を延べ16回。 第2回研修会 「もう一度、私達が受ける特定健診を見直してみよう」 講師 奈良県国民健康保険団体連合会 事業課 参与 山本幸子 特定健診未受診者対策モデル事業(香芝市・川西町) 3 3つの根拠 平成20年度以降の効果 とにかく、皆さんもお忙しいと思いますが、時間の都合をつけて、是非特定健診を受けてください。 久しぶりに住民の声を直接聞けてよかったです。皆さんもご協力を。